- 2026年1月5日
鼻整形のメンテナンスは必要?不要?理由や期間、注意点を解説

鼻整形は、顔全体の印象を改善したい方に注目されている美容施術ですが、一度で終わりではなく、その後のメンテナンスが必要となる場合があります。
個人差だけでなく、術式や使用する素材、経過により異なるため、理解しておくと慌てずに対処可能です。
この記事では、鼻整形後のメンテナンスについて、必要になる理由や期間の目安、注意点について詳しく解説します。
鼻整形後のメンテナンスが必要なのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
鼻整形後にメンテナンスは必要?不要?

鼻整形後は、自然な経過で問題がない場合もあれば、再手術や修正が必要になる場合もあります。
ここでは、鼻整形後のメンテナンスが必要か不要かについて、いくつかのケースを紹介します。
使用する素材により変わる
鼻整形では、使用する素材によってメンテナンスの必要性や経緯が異なります。
代表的なのは、プロテーゼ(シリコン、ゴアテックスなど)と、自家組織(耳介軟骨、肋軟骨など)です。
プロテーゼは人工物のため、個人差はありますが、時間が経つと位置のズレや石灰化などのトラブルが起こる可能性があります。
年単位で経過観察しながら、必要に応じて入れ替えや修正を検討することがあります。
一方、自家組織は生体適合性が高く、拒絶反応や感染のリスクが比較的少ないとされている素材です。
しかし、組織の吸収や形がわずかに変化する場合もあるため、長期的な観察を続けることが重要です。
経年変化について
鼻整形の経年変化は、行った施術方法の種類によっても異なるため、特徴を理解しておきましょう。
例えば、鼻尖形成で軟骨を縫合して形を整えた場合、時間の経過により位置がわずかに変化したり、組織が収縮して先端の形が丸くなったりすることがあります。
鼻中隔延長術では、軟骨の強度や支持力の低下により、数年後に鼻先が下がってくるケースも報告されています。
これらは加齢や組織の自然な変化に伴うもので、必ずしもトラブルとは限りません。
ただし、理想的な形を維持するのが難しい場合はメンテナンスを検討する必要があるため、将来的な変化を考慮しておくことが大切です。
加齢による影響
鼻整形の結果は、手術後の数年だけでなく、加齢によっても変化していきます。
年齢を重ねると皮膚の弾力や厚みが低下し、脂肪や筋肉のボリュームが減少していくのは自然な現象です。
そのため、若い頃に整えた鼻が、年月とともに下向きに見えたり、鼻筋が目立たなくなったりすることもあります。
顔全体の骨格や皮膚のたるみの影響で、鼻と他のパーツのバランスが変わり、違和感を覚える場合もあります。
再手術や修正が必要なケースもある
鼻整形は、一度の施術で満足できる場合もありますが、再手術や修正が必要なケースも存在します。
例えば、手術後の腫れや組織の治癒過程で左右差が強く出る、時間の経過で軟骨がズレて鼻先の形が変わるなどです。
加齢だけでなく、外傷で鼻の形が変化し、整えたバランスが崩れる可能性もあります。
必ずしも再手術や修正が必要になるとは限りませんが、確率はゼロではありません。
長期的に見てメンテナンスをするかもしれないと考えて、アフターフォローについて医師とよく相談しておきましょう。
鼻整形後のメンテナンス内容

鼻整形は施術が終わっても、術後の経過観察や定期的なケアが大切です。
特に、プロテーゼや軟骨を用いた施術では、体内での変化を確認するために継続的なフォローが必要となります。
ここでは、鼻整形後の主なメンテナンス内容について解説します。
定期検診の重要性
術後の経過を観察するため、定期検診は欠かせません。
傷の治り具合や腫れの程度、鼻の形の変化、感染の兆候などは、自分だけでは判断が難しい場合があります。
医師による定期検診を受けていれば、トラブルの早期発見や、必要に応じた追加のケアを提案することが可能です。
シリコンプロテーゼ・耳介軟骨のチェック
定期検診では、挿入したシリコン(ゴアテックス)プロテーゼや耳介軟骨などのチェックも行います。
プロテーゼは、位置のズレや皮膚への圧迫を確認します。
時間の経過で起こるわずかな変位が、見た目や鼻の機能に影響を及ぼす可能性があるためです。
また、耳介軟骨や肋軟骨を移植した場合でも、組織の変形や吸収が進むこともあります。
皮膚が薄い方は輪郭が浮き出て見えることがあり、専門医による定期的な確認が必要です。
ヒアルロン酸注入の継続
ヒアルロン酸を注入して鼻の形を調整した場合は、数か月~1年で体内に吸収されて効果が低下していきます。
そのため、効果を維持するためには、定期的な注入が必要となりますが、継続することで身体への負担が続くことにもなるため注意が必要です。
また、ヒアルロン酸の鼻への注入は、血流が阻害された場合失明のリスクがあるとの報告がされています。
手術をしなくてもよい、すぐに効果を実感できるといったメリットだけを見るのではなく、持続性やリスクも考慮して判断することが重要です。
傷跡や形の変化をチェック
手術部位の傷跡や鼻の形状が時間とともに変化していないか確認することも、メンテナンスの大切な要素です。
術後しばらくは赤みや腫れが残る場合がありますが、数か月経っても色素沈着や盛り上がりが続く場合は、医師の診断が必要です。
鼻の左右差や高さの変化が出ていないかを確認することで、修正の必要性を判断します。
また、見た目だけでなく、呼吸のしやすさといった機能面もチェックすることで、日常生活に支障が出る前に対応できます。
鼻整形のメンテナンスの期間

鼻整形の持続性は、使用する素材により異なり、特に人工物を用いた場合と自家組織を移植した場合では、経過や注意点に差があります。
ここでは、代表的な素材ごとの持続時間の目安や、他の施術も含めた検診スケジュールについて解説します。
素材ごとの持続期間の目安
人工物を挿入する鼻整形は長期間もつことが多い一方、感染や変形が起こった場合に修正手術が必要になるリスクもあります。
以下は、プロテーゼと自家組織を用いた場合の持続時間目安とそれぞれの注意点です。
| 素材 | 持続期間目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| シリコンプロテーゼ(I型) | 10年以上維持可能な場合がある | 比較的安定しているが、経年で輪郭が浮き出る・ズレが生じる可能性があるため定期的なチェックが必要 |
| シリコンプロテーゼ(L型) | 数年~約10年 | 鼻先に負担がかかりやすく、突出や圧迫による変形リスクがある |
| ゴアテックス | 半永久的に維持可能とされる | 組織との親和性が高く馴染みやすいが、癒着により取り出しにくく修正が難しい場合がある |
| 耳介軟骨・肋軟骨
(自家組織) |
長期的に維持可能 | 拒絶反応が少なく自然な仕上がりだが、加齢や体質により将来的な変化の可能性がある |
これらの持続期間はあくまで目安で、個人差があります。
また、L型プロテーゼは鼻先にかかる負担から合併症が多く報告された経緯があり、現在はI型プロテーゼが主流となっています。
検診のスケジュール
鼻整形後の検診は、時期により確認する内容が異なり、段階的な経過観察が必要です。
一般的な検診のスケジュールは以下のようなものですが、施術内容や医師の判断により変わる可能性があります。
| 時期 | 主な目的・確認内容 |
|---|---|
| 術後1週間以内 | 傷口の状態・抜糸・腫れや出血の確認など
感染兆候がないかをチェック |
| 術後1か月 | 腫れの引き具合・左右差の有無・形の安定性の確認
日常生活の復帰度合いのチェック |
| 術後3か月 | 鼻の形の安定度を確認する時期
素材が馴染んでいるか、違和感がないかを観察 |
| 術後6か月~1年 | 長期経過観察
プロテーゼや移植組織の定着・変形・ズレを確認し、修正の必要があるか検討する |
| その後年1回ごと | 長期的な経年変化のチェック
人工物の挿入による感染や変形の確認を続ける |
術後すぐから約1年は、比較的頻繁に検診を行い、その後は年1回程度の検診があることが一般的です。
特に人工物を使用した場合は、数年経ってから感染や変形が起こる可能性があり、気付くのが遅れると修正が難しくなることもあります。
医師の指示に従い、定期的な検診を受けることで、異常があっても早期に対処することが可能です。
鼻整形のメンテナンスを行う際の注意点

鼻整形後のメンテナンスは、仕上がりの維持だけでなく、健康的な生活を保つためにも大切です。
ここでは、メンテナンスを検討する際に意識したい注意点について解説します。
腫れや違和感がある場合の対応
鼻整形後にメンテナンスを受ける際、腫れや痛み、違和感が残っている場合は、様子を見る選択も考えられます。
術後早い段階では、まだ炎症の悪化や感染症のリスクがあり、仕上がりに影響する可能性があります。
また、腫れが強い時期には、不具合がないか、再手術や修正の必要があるかどうかを判断するのは困難です。
ダウンタイムの症状が落ち着き始める術後約1か月以降を目安に、医師と相談しながらメンテナンスを検討しましょう。
過度な施術を繰り返すリスク
鼻整形で過度な施術・修正を繰り返すと、鼻の皮膚や軟骨に負担がかかり、変形や傷跡が残る(瘢痕化)の原因になることがあります。
鼻整形により理想に近い鼻になったとしても、あともう少し、ここも変えたいなどでやり過ぎてしまわないように注意が必要です。
また、加齢による変化は誰にでも起こるため、その都度施術を繰り返すのは、身体に大きな負担となってしまいます。
大切なのは、自分に合ったバランスの自然な鼻であり、年齢を重ねることを想定したデザインです。
適切な時期に無理のないメンテナンスを行えるように、施術前から医師とイメージを共有しておきましょう。
信頼できる医師を選ぶ
メンテナンスを受ける場合も、施術を担当した医師や経験豊富な医師を選ぶことが重要です。
施術の内容や使われた素材を理解していて、状況に適した対応ができるためです。
逆に、知識や経験が不足している医師の場合、不要な修正を勧められたり、リスクへの対応が遅れる可能性があります。
豊富な実績があるか、デメリットに関しての丁寧な説明があるかどうかなども確認して、信頼できる医師を選び施術を受けましょう。
ライフスタイルに合わせた計画
鼻整形後のメンテナンスは、全員が同じ間隔で受けると決まっているわけではなく、生活習慣やライフスタイルに合わせて調整も可能です。
例えば、人前に立つ機会やメイクに関する仕事の方は、形のわずかな変化にも敏感になるため、早めに相談するのがよいでしょう。
鼻への衝撃が考えられるスポーツをしている方は、定期検診以外にも心配なときは受診してチェックを受けると不安を軽減できます。
自分の生活パターンを考慮して、定期検診やメンテナンスの時期を医師と相談していけば、鼻整形後の状態を維持することにつながります。
鼻整形のメンテナンスに関するよくある質問

鼻整形後の経過や将来の変化が心配な方は、少なくありません。
ここでは、メンテナンスに関するよくある質問をまとめました。
メンテナンスの必要性や期間には個人差がありますが、一般的な目安として参考にしてください。
どのくらいの期間で再手術が必要?
鼻整形は、一度受けた後のメンテナンスが必要か不要かは、素材や経過などさまざまな要素が関係するため、一概には言えません。
例えば、シリコンプロテーゼを挿入した場合でも、数年で位置がズレて再手術が必要になるケースもあれば、十数年経過しても安定している方もいます。
一般的には人工物よりも自家組織の方が長期的に安定しやすいとされていますが、個人差が大きいです。
ただし、加齢による変化は誰にでも起こり得るものなので、必要に応じて再手術を行うことも考えられます。
定期的な検診を継続し、適切な時期を見極めることが大切です。
メンテナンスを怠るとどうなる?
医師による定期検診を受けずにメンテナンスを怠ると、プロテーゼの劣化や感染の兆候を見逃す恐れがあります。
外見上は問題がなくても、内部で炎症が進行しているケースもあり、発見が遅れると修正手術が困難になる可能性もあります。
また、自分ではわからない程度の小さな変化も、医師の診察で明らかになることも考えられるため、指示された期間で検診を継続することが重要です。
プロテーゼとヒアルロン酸で違いはある?
プロテーゼとヒアルロン酸は、ともに隆鼻術に分類され、鼻筋を高く整える方法です。
しかし、人工物を挿入する手術であるプロテーゼと、注射で薬剤を注入するヒアルロン酸では、さまざまな違いがあります。
プロテーゼはダウンタイムが長めで、ある程度の費用がかかる反面、適切なメンテナンスを行いトラブルがなければ、長期間効果を保つことが可能です。
ヒアルロン酸は効果の実感は早いですが、持続時間は短く数か月~1年の間隔で定期的な注入が必要です。
前述したようにどちらもリスクは伴うため、きちんと理解したうえで自分に合った施術を選びましょう。
鼻整形をすると老後どうなる?
加齢とともに皮膚のたるみや骨格の変化が起こり、整形した鼻の形状も影響を受ける可能性があります。
鼻そのものだけでなく、他のパーツとのバランスも変わることも考えられます。
大切なのは、信頼できる医師とよく相談し、加齢による変化を考慮したデザインを選択することです。
また、適切な時期に修正を行えるように、定期的なチェックを受けるのが重要です。
まとめ
鼻整形は、使用する素材や施術方法により、メンテナンスが必要になる場合もあります。
加齢や経年変化により、再手術や修正を検討するケースも考えられます。
わずかな変化や感染などに気付くためにも、定期的な検診を受けて医師とよく相談しましょう。
KIHARU CLINICは、カウンセリングから術後のアフターケアまで医師が担当いたします。
患者様の不安や疑問に寄り添い、適切な治療のご提案と丁寧なご説明を心がけております。
鼻整形のメンテナンスについて知りたい方、修正を検討している方は、KIHARU CLINICへご相談ください。


